ダイニングテーブルの上を常に整理された状態にする3つのポイント
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家族が集うダイニングテーブルは、日々の生活でさまざまなものが置かれ、気づけば散らかりがちな場所になっていることはありませんか?
コップからリモコン、ティッシュケース、書籍、さらには薬の袋に至るまで、日常の小物が無秩序に広がっていることも。
この記事では、ダイニングテーブルを常に整理された状態に保つための3つの実践的なポイントをご紹介します。
まずは、散らかる原因を理解し効果的な対策を講じてみましょう。
1. ダイニングテーブルが散らかる原因
不思議と整理が難しいダイニングテーブルは、2つの原因が入り交じることで、きれいな状態を維持することを難しくしています。
1-1. そもそも用途が多い
ダイニングテーブルが散らかりがちな主な原因の1つは、その利用用途の多さにあります。
食事はもちろん、作業スペース、子供の宿題、趣味のスペースなど様々な活動に使われることが多く、物が集まりやすいことから整理が困難になりがちです。
自室であれば整理整頓できる方でもダイニングテーブルを常にきれいな状態にすることは難しいものです。
1-2. もともと散らかりやすい
突然ですが、割れ窓理論をご存知でしょうか。
割れた窓を放置した街では、いずれ凶悪犯罪が多発するようになる…といった理論ですが、ダイニングテーブルが散らかる原因の本質もここにあります。
一見無害そうな「少し置くだけ」を、家族の誰かがすると他の人も無意識に物を置くようになり、次第に散らかりが常態化していくといった具合です。
2. ダイニングテーブルを整理する3つのポイント
物が多く散らかりやすい場所はどうすればよいか?
結論からお伝えすると、「テーブルの"上に"物を置かない」ことが常にきれいな状態にするために重要です。
それでは"上に"物を置かないためのポイントを3つご紹介します。
2-1. テーブル裏収納、テーブル横収納を徹底する
テーブル裏やテーブル脚に取り付けるタイプの収納グッズが非常に有用です。
ティッシュペーパーやリモコン類、新聞紙などはテーブル裏に、ボールペン、ハサミ、メモ帳、お薬袋などはテーブル横に収納を設けましょう。
まずは100円均一のグッズで十分です。
突っ張るタイプや磁石でくっつけるタイプ、ネットを張るタイプなど自分にあったグッズを設置し、徹底して収納するだけで見違えるほどキレイな印象になります。
また、裏や横ではどうしても収納が足りないという方は、ワゴンなど移動式外部収納グッズを取り入れることも考えましょう。
コーヒーや紅茶グッズが多い方や、七味などの調味料を常にダイニングに置きたい方には特におすすめです。
2-2. テーブルを壁にくっつけない
実は、気が付かないうちに物を置きやすい環境にしているかもしれません。
テーブルを壁にくっつけている方は、壁側の隅に物が集まっていませんか?
隅っこは壁があるため、テーブルギリギリまで物を置けてしまい、アクセスの困難さにより掃除や整理が行き届かない傾向にあります。
その結果、「少し置くだけ」が連鎖し散らかるダイニングテーブルになってしまいます。
テーブルを壁につけない、もしくは隅っこは意識的に整理整頓を行うなどの対策が必要です。
2-3. おしゃれな収納グッズを取り入れる
どうしてもテーブル上が散らかる方は、あえて整理しない選択を取り、おしゃれな収納グッズを取り入れましょう。
ただし、収納グッズ外には何も置かないというルールを決め、収納グッズに入らないものは別の場所に収納してください。
そうすることで比較的きれいな状態を維持することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
おしゃれ上級者の家では、ダイニングテーブルの上に、お花やルームフレグランスなどが置かれていて魅力的に見えるかもしれませんが、
おしゃれ上級者になる前には、片付け上級者になる必要があります。
まずは何も置かないダイニングテーブルを目指し、片付けを意識してみてください。
以上、
ダイニングテーブルの上を常に整理された状態にする3つのポイントでした。

ホームマップ編集部
一級建築士や宅地建物取引士、インテリア・福祉住環境コーディネーター、住宅営業、およびファイナンシャルプランナーが在籍しております。私たちは、住宅や生活空間に関する深い知識と実務経験を生かし、読者の皆様にとって有益で実践的な情報を提供することを目指しています。家づくりに必要な知識から、インテリアの最新トレンド、資金計画まで、各分野の専門家が連携を取りながら、質の高い内容をお届けします。私たちの記事が、より良い家づくりを実現するお手伝いとなれば幸いです。