床に物が散らからない整理された部屋にする4つのコツ
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「また床に物が…」とふと思うことはありませんか?
先週掃除したばかりなのに、いつの間にか物が床に散らばってしまう。
多くの人が直面するこの問題には、実は簡単な解決策があります。今回は部屋をきれいに保つための4つの簡単なコツを紹介します。
1. 散らかる理由と原則
なぜ床に物が散らかるのか、まずは理由について考えてみましょう。
多くのケースにおいて、主な理由は2つです。
1-1. 収納場所が決まっていない
床に物を置いてしまう人の多くは、物の収納場所が決まっていない事が多いです。
例えば、
カバンを床に置いてしまう人は、ソファーや壁に立てかけるだけで、定位置を用意していないことが多いです。
服を床に置いてしまう人は、明日着る服と洗濯物を同じ場所に置くなど収納場所を決められていないケースが当てはまります。
その他にも、収納可能容量が少ない、収納自体がしずらい、などもこのケースであるといえるでしょう。
1-2. 物が多い
どんなに整理上手な方でも収容可能容量をオーバーして物がある場合、整理された部屋にすることは難しいでしょう。
実は、キレイな部屋を保つための原則はシンプルで、「キレイな部屋=散らかす物の数-片付ける物の数」になります。
ポイントは、「物の数」が2回出てくること。
「物の数」が減れば「散らかす物の数」が減り、必然的に「片付ける物の数」が減ります。
つまり、掃除を1回やるより2倍の効果があるということになります。
2. 床に物を置かない4つのコツ
2-1. 不要な物は捨てる
不要な物は定期的に見直し、積極的に断捨離を行いましょう。この点が一番重要です。
断捨離のポイントは、要るかな、どうかなと考えてしまった物は思い切って捨てることです。
よく床に置きがちな、書類や封筒、季節外れの服、ほとんど使わないマッサージ器具やフィットネス器具、買い物袋などがありますが、その場で収納するか、捨てるか判断してしまいましょう。
また、3種類以上ある文房具や、2種類以上ある調理器具なども思い切って捨ててしまうことをおすすめします。
2-2. 目的に合わせて収納場所を分散する
リビングで朝の着替え、休日の趣味、洗濯物の取り入れなどを行っていませんか?
複数の目的を一箇所で果たそうとすることは、部屋を散らかす大きな要因になります。
ポイントは、どこで使うことが多いのか、を考えて収納場所や作業スペースを用意することです。
例えば、
カバンやコートを床に置いてしまう人は、帰宅してすぐの玄関や廊下に収納場所を用意したほうが良いでしょう。
パジャマを床に置いてしまう人は、自室から洗面台までの間に収納場所を用意する、といった具合です。
生活動線に合わせてまずは仮置きから始めて、その後に収納グッズを用意することをおすすめします。
2-3. 無理に収納しない
洗濯物など、毎回折りたたんで衣装ケースに片付けようとすると長続きしません。
ポイントは、簡単に捨てられる、入れられる、掛けられる、並べられる構造にすることです。
例えば、
使用頻度が多いゴミ箱を蓋付きゴミ箱にしてしまうと、ゴミを捨てるのに蓋を開けるというワンアクションが増えてしまいます
一方、買い物袋などは折りたたんでスッキリさせるより、蓋付きボックスで目隠ししたほうがスッキリして楽ちんです。
Tシャツなども通常のハンバーに掛けるより、ズボンハンガーなどを利用するほうがワンアクション減らせて快適。
書類や本も、横置きにするより縦置きにしたほうが取り出しやすいといった具合です。
2-4. なんでもボックスを設ける
収納先が決まっていない物や、どこに置くべきか考えがまとまらないことはありませんか?
その場合は、なんでもボックスを用意しましょう。
ポイントは、少し大きめのボックスを用意し、自分の物や家族の物であっても今整理できない場合は入れてしまうことです。
このような一時的な収納場所の確保は、物を見直す機会を得られるだけでなく、分類と整理の理解が進み、適切な収納場所を用意しやすくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
部屋をキレイに整理することは快適な生活への第一歩です。
今回ご紹介した、4つのコツを実践することで快適で心地よい生活ができるようになります。
今日からあなたもスッキリ整理された部屋を手に入れてみませんか。
以上、床に物が散らからない整理された部屋にする4つのコツでした。

ホームマップ編集部
一級建築士や宅地建物取引士、インテリア・福祉住環境コーディネーター、住宅営業、およびファイナンシャルプランナーが在籍しております。私たちは、住宅や生活空間に関する深い知識と実務経験を生かし、読者の皆様にとって有益で実践的な情報を提供することを目指しています。家づくりに必要な知識から、インテリアの最新トレンド、資金計画まで、各分野の専門家が連携を取りながら、質の高い内容をお届けします。私たちの記事が、より良い家づくりを実現するお手伝いとなれば幸いです。