和風や和モダン住宅の特徴とは?新築に取り入れる3つのメリットも詳しく解説
新築住宅を建てるとき、和風や和モダンを希望する方もいるでしょう。
しかし何となくという形で方向性を決めるのではなく、住宅のタイプの特徴を知ることが大切です。以上を踏まえて、新築住宅の方向性を決めてください。
今回は和風や和モダンの住宅の魅力を知りたい方のため、その特徴やメリットをまとめました。以上を参考にすれば、理想の住宅建築のヒントをつかめるでしょう。
1. 和風・和モダン住宅の特徴は?
ここでは和風や和モダン住宅の特徴を見ていきます。明確な定義はありませんが、天然素材をふんだんに使うと、和風と呼ばれることがあります。また朱色や紺、黄金色など、和モダンに合う色にも注目です。ここでは和風や和モダンのイメージを見ていきましょう。1-1. 明確な定義はない
結論から述べると、和風や和モダンに、明確な定義はありません。
現代では和に対する解釈が、人によって違うからです。
たとえば和モダンについて、明示時代や大正時代のテイストをイメージする人もいます。
畳や障子、ふすまのように、和を連想させる家具が多いことを和風と考える人もいるでしょう。
総合的に考えると、日本的な趣を感じる家が和風や和モダンと呼ばれます。
何をもって和の趣とするかは、人それぞれです。
いずれにしても和の趣につながるポイントがあれば、和風と呼べるでしょう。
1-2. 天然素材をふんだんに使うのが特徴
和風や和モダンの家によくある特徴として、天然素材の使用が挙げられます。
天然素材の代表例は木や竹、珪藻土です。これらを中心的に使えば、日本的な趣を感じられるでしょう。
天然素材の使用によって、落ち着いた雰囲気を楽しめます。
自然素材のある生活で、健康的に暮らせるという人もいるほどです。
このように和風や和モダンには、日本人の心を落ち着かせるポイントがあります。
以上を踏まえると、和風の住宅は天然素材の使いどころがカギでしょう。
1-3.おすすめの色は朱色、紺、黄金色など
和モダンにおすすめの色として朱色、紺、黄金色などがあります。
たとえば朱色は日本の伝統色で、主張が強い色です。クロスや家具のアクセントとして役に立つでしょう。壁や床、天井などを白のようなあたりさわりない色にしておき、ピンポイントで朱色を使うのが理想です。
ほかにも紺色は大人しい色なので、カーテンやベッドなどに使えるでしょう。黄金色は光沢感を生かして、照明に使ったり、家具のフレームに選んだりするのがおすすめです。
派手すぎない景観に仕上げるため、全体の5%程度にとどめておきましょう。
このように和風や和モダンに合う色は、ある程度決まっています。そこから雰囲気に合う配色を考えてみてください。
2. 和風・和モダン住宅を新築に選ぶメリット3つ
和風や和モダンの新築住宅を建てるメリットを3つ紹介します。
まずは部屋によって柔軟に使える可能性です。
ほかにも落ち着いた空間や、シンプルなデザインに注目してください。
ここでは和風や和モダンのメリットをまとめました。
2-1. 部屋によっては柔軟に使える
最初のメリットは、部屋としての柔軟性です。和の素材がある場所なら、気兼ねなくさまざまな用途に使えるでしょう。
たとえば畳を使った和室の場合です。子どもの遊び場として使えば、畳のクッション性によって、転んだときなどのケガのリスクを抑えられます。
来客のために、応接間や寝室としても活用可能です。
このように和風や和モダンの家に仕上げれば、リビングや和室などの生活空間は柔軟に使えるでしょう。
2-2. 落ち着いた空間で過ごせる
次のメリットは、落ち着いた空間で過ごせることです。和の素材には、心をリラックスさせる香りがあるからです。
たとえば畳には、イグサの香りがあります。
これによって、精神的に落ち着くという人もいるでしょう。
ほかにも部屋の温度調節によって、快適性を引き立てる効果に期待です。
またフローリングに竹を使う場合でも、熱分散で夏でも冷たく感じられるでしょう。
冬は暖房の熱を通しやすくなる可能性があります。このように自然素材は、和風らしい空間演出に限らず、良質な生活空間にも貢献できるのです。
2-3. シンプルなデザインでスッキリできる
最後のメリットは、シンプルなデザインにできることです。和モダンな住宅は、クセのない雰囲気に仕上げられます。
たとえば土壁や漆喰などによって、調湿効果を望めるでしょう。畳を取り入れることで、リラックスしやすい部屋に仕上げられます。
和風の趣は幅広い層に好まれるため、流行の変化によって印象が悪くなる心配もありません。
日本の伝統を重んじるようなシンプルな作りで、スッキリとした雰囲気を出せます。
以上から和風や和モダンの住宅は、時代変化にとらわれないデザインで、いつまでも快適に暮らせるでしょう。
3. まとめ
和風や和モダンの住宅には、明確な定義はありません。だからこそ、好きなデザインで日本的な趣を出せます。
クセのない作りも和風や和モダンにありがちです。
そこに畳や土壁のような自然素材を取り入れれば、落ち着いた雰囲気に仕上げられるでしょう。
以上を参考に、和風や和モダンのデザインを考えてみてください。